カテゴリ:プレイの記録( 3 )

冷静に見ると

 バトルブレイクをプレイしていると、本当にチェスに良く似たゲームだという感じを禁じえません。
 もちろん、バトルダイスによるランダム性がある為、そっくりというのは無理なのですが、対局における思考などは非常に近いものがあるのではないでしょうか。

 将棋も似ているのですが、バトルブレイクでは倒したユニットが寝返る(笑)事がない為、やはりチェス的な思考になるのではないかな?と思います。
 
 私個人としては将棋はあまり知らないのですが、チェスは下手の横好きで、ちょくちょくプレイしたりします。
 また、グランドマスターによる大会棋譜などを追ってみたりするのですが、よりイメージしやすく言うならばコンボというのでしょうか。
 普通に見ていると負けているようにしか見えないのに、いつのまにかチェックメイトにさせられていたりするのには本当に驚かされます。

 バトルブレイクでもそういった事がちょくちょく起きて、鮮やかな勝ち方に関心する事しきりです。

 たとえば、先日の対戦では、こんな形がありました(実際にはちょっと違うのですが、よりわかりやすくしてあります)

b0228905_17192270.jpg


 相手方にはクロウテング(2コイン)、獅子王(3コイン)、ホシクジラ(5コイン)が盤上に健在で、しかもまだ待機ユニットとしてホシクジラとV龍がいました。
 こちら側は、すでに待機ユニットはなく、盤上のチャクラ星人(5コイン)、ウォータリオン(4コイン)を残すのみで、風前の灯火といった状態です。

b0228905_17192261.jpg


 これは上から見た状態です。

 手順はこちらの手番です。

 一見圧倒的に不利な状態で、あとは殲滅されるのをまつばかりのようにみえますが、実は、この状態なら、こちらの勝ちが確定しており、まさにチェックメイトなのです。

 答えは簡単で、相手の城コインが一枚しかないからです。

 盤上の縦列を手前から1、2、3、横列をa,b,cとして説明しますと。
 実に手順は簡単で、こちらの手番で、まずウォータリオンを「5-c」へ移動、あえて攻撃しません。
 続いてチャクラ星人をその真後ろにあたる「4-c」へ移動するだけです。

 動いた結果としては下のような状態になります。

b0228905_17192257.jpg


 この状態からでは、相手はどう動いても勝つ事ができません。

 かりに獅子王が「4-d」に移動して、チャクラ星人を攻撃しても、チャクラ星人のコインは5つですので、絶対成功をだしても倒す事は出来ません。
 これはホシクジラも同様で、ウォータリオンに致命打を与える事ができません。

 ですので、盤上はほぼ変わらずに再びこちらの手番がまわってきます。
 こちらの手番では、まずウォータリオンがその位置のままホシクジラを攻撃します。
 この攻撃は成功しようが失敗しようがかまいません。
 攻撃を宣言するだけで、ウォータリオンのプッシュの常在能力によって、ホシクジラを「6-d」(または「6-b」でもかまいません)に移動させる事ができます。
 そして、チャクラ星人は飛行能力を利用してウォータリオンを飛び越えて「6-c」に移動してキャッスルブレイクを宣言します。
 チャクラ星人は常在能力「自動失敗しない」があるので、絶対にキャッスルブレイクが成立してこちら側の勝ちとなります。

 いかがでしょうか。

 バトルブレイクは、攻撃力にものをいわせて、圧倒的なパワーで押し切る爽快な勝ち方も出来ますが、ピンチの時こそチャンスと思い、冷静に、何手先までも読んで、相手の配置を利用する形で勝ちに行く、緻密な楽しさもあると思います。

 こんな風に決める事が出来た時は、本当に格好がよく、まさに拍手喝さいの状況でした(笑)。


 
[PR]
by Coeurlcall | 2011-05-25 17:19 | プレイの記録

緑の猛攻

 平日でも、魔王の森ではプレイスペースを無料解放していますので、自由に対戦できますし、対戦相手がいない場合でも、不肖この私がお相手させて頂く事ができます。

b0228905_16264795.jpg


 この日は比較的早い時間にお客様がいらっしゃり、対戦相手がたまたまいなかったので、私が対戦相手を務めさせて頂きました。

 相手の方はエンパイア、エイリアンが中心のデッキで、私の方は、現在考察中のクァールにガイアとエンパイアを混ぜたデッキです。

 エンパイア+エイリアンですと、ボードコントロール能力が高く、かなり緻密な戦い方ができるのですが、どうしても打点が低く、短期決戦型のデッキとの相性が非常によろしくありません。
 対する私は、クァールの打撃力を生かした速攻型のデッキでしたので、かなり有利な戦いをさせていただく事となりました。

 この日の私デッキ内容は以下の通りです。

 ・キラーパンダ×1
 ・ケルベロス×2
 ・リヴァイアサン×2
 ・ホシクジラ×2
 ・クロウテング×1
 ・獅子王(シークレット)×1
 ・ワンオブナイン×1
  「コイン比率、クァール7、ガイア2、エンパイア1」

b0228905_16264786.jpg


 以上のような内容です。

 取りあえず、1ターン目は3レベルから展開するのが良作と考えているので、まずはケルベロスから始め、積極的にコイン効果を利用します。
 もどってくたコインと補充コインでリヴァイアサンにつなげるもよし、とくにコイン効果を使う相手がいないのなら、キラーパンダを展開させます。
 クロウテングは4ターン目くらいに出てくるであろう、相手の機動力の高い2レベル以下のユニットを倒すためと、単純に2連撃の打点の高さです。
 5ターン目くらいになると、ケルベロスやキラーパンダは相手ユニットによって処理されているでしょうから、クロウテングが残っているのなら獅子王に展開してコイン効果を使い、リヴァイアサンが良い位置で残っているのなら、ホシクジラのコイン効果によってリヴァイアサンの効果を再利用する事を考えます。

 獅子王の打点の高さと6コインという生存力の高さは後半に投入してこそ価値があり、それまでのつなぎとしてホシクジラをあえて2体いれています。
 
 デッキコンセプトとして、どんどん相手にプレッシャーをかけてゆきながら、コイン効果を多用する為、こちらのユニット消耗も相当激しいものがあります。

 同型対決などで、打点の高いユニットがそろった相手だと、苦戦は免れないかな、とも思います。

 ただ、待ち系のデッキが相手の場合には、積極的にキャッスルプレイクを狙ってゆける攻撃力があり、とくに4ターン目以降のホシクジラなどの城への単騎駆けによるプレッシャーは、対戦相手にとって、2体目のホシクジラを出さない為に放置する、などといった定番すぎる対応を許さないものがあり、そういった乱打戦になった時の6ターン目のワンオブナインの移動力とコイン効果による射程効果は、止めになりえるものがあります。

 現状、キャッスルプレイクは相手コインを増加させてしまい、こちらとのコインというリソース差を自ら発生させる上に、相手ユニットの除去が後回しになるという不利点ばかりが目立つ為、とるべき戦略ではないのですが、このデッキでは、キラーパンダ以外はすべて移動力=2以上となっており、飛行ユニットも半分以上をしめることで、あえてキャッスルブレイクに挑戦する仕様になっています。

 まだ、第一弾のみでユニット種類が少ないですが、バトルブレイクではこういったテーマを持ったデッキをつくる楽しみもすでに十分あると思うので、ぜひ、みなさん試してみて下さい。
[PR]
by Coeurlcall | 2011-05-19 16:26 | プレイの記録

ソロプレイ「ケルベロス暴走」の戦い方

 バトルブレイクにはミニチュアゲームとしての従来の遊び方だけではなく、よりジャパネスクな、いってみれば日本式な遊び方も出来るようにと期待が込められているようです。

 今回のバトルブレイクのデザイナーさんによる「ソロプレイ」の提案なんてのは最たるものではないでしょうか。

 さて、そんなバトルブレイクのソロシナリオ「ケルベロス暴走」ですが、さすがデザイナーさんがつくっただけあって、バトルブレイクのルールを上手に利用する事をもって「解」としている、一種のパズルのような気がします。

 バトルブレイクはチェス的な要素があるので、以前から記譜をつけたら面白いのではないかな、と思っていたのですが、このソロシナリオで確信に変わりました(笑)。
 さしあたり、このブログでは、横軸を左からA、B、C・・・として、縦軸を下から1、2、3・・・としたいと思います。

 さて、このシナリオの内容についてはバトルブレイクの公式サイトに任せるとして、その戦い方について考察したいと思います。
 
b0228905_16563112.jpg


 シナリオスタート時にはケルベロスは7-Cの位置におり、自軍待機エリアにガネーシアン、アステリオス、シカゲ剣兵とコイン2枚となっています。

○第一ターン
 先攻はケルベロスですから、まずは直線を2マス前進(5-C)。
 後攻であるこちらは、まずはコインの補充(これで待機コインは3)の後、アステリオスを1-Dに出撃させ、前方に1マス前進させます(2-D)。

b0228905_16563128.jpg


○第二ターン
 先攻のケルベロスはさらに直線を2マス前進、これでケルベロスは3-Cに入ります。
 後攻のこちらはコインが補充され(これで待機コインは2)、アステリオスを2-Cへ移動させ、アタックします。
 アステリオスは攻撃+2ですので、実質4レベルとなり、攻撃ダイスの自動失敗の出目以外で成功しますので、5/6で1ダメージ確定します(コイン能力はわざと使いません)。

b0228905_16563155.jpg


○第三ターン
 先攻のケルベロスは進路を妨害されたので、ルール通り「回りこむように移動」して(写真では2-Bに移動していますが、2-Dでも結果は変わりません)、城を攻撃出来ないので、アステリオスを攻撃します。
 今度はケルベロスが1レベル上なので、やはり5/6でアステリオスにダメージを与えます。
 テストでは絶対成功がいきなり出てしまったので、アステリオスは一撃で倒されてしまいました。

b0228905_16563130.jpg


 さて、後攻のこちらは、コインが補充されて(これで、アステリオスが倒された事により戻ってきたコインと足して待機コインは5)、このコインを使用してガネーシアンを出撃させつつ、そのコイン効果を利用して2ダメージをケルベロスに与えて勝利します。

b0228905_16563150.jpg


 これで、よほどダイス目がかたよらない限り、このソロプレイはクリアできるはずです。

 ちなみに、心配するのは、第二ターンのアステリオスの攻撃で絶対成功が出てしまい、2ダメージになってしまった場合。
 これは第三ターンでトカゲ剣兵をだして1ダメージの調整にするしかありません。
 
 絶対失敗などの出目がよほど寄らない限り大丈夫です。

 どうでしょうか、こんな風な考え方もあると思って頂けると嬉しいです。
[PR]
by Coeurlcall | 2011-05-17 16:56 | プレイの記録