デッキの定義

 第3弾が発売されてから、新しい方がバトルブレイクをプレイされるようになり、話を聞いているとやはりテレビCMの威力ってすごいな、と感心させられてしまいます。
 コマーシャルを見て、興味をもったという方から、もともと興味はあったのだけど、コマーシャルを見て、やってみようと思ったという方が非常に多いのです。
 これは確かにアニメ化とタイアップしての商品展開が有効な販売戦略である事は間違いないのでしょうね(笑)。
 個人的にも、どんなアニメになるのか非常に興味があって、是非見てみたいと思っていたりします。

 でも、中途半端なアニメなら、ない方が良いし、そのあたりデリケートな部分ですよね(笑)。

 さて、第3弾から、バトルブレイクを始めた方に勧めているのが、実は第3弾の購入ではなかったりします(笑)。
 
 第3弾はこれまでバトルブレイクをプレイしてきた人にとっては魅力溢れるユニットが多く、上手にプレイされた時のシナジー(複数のユニットの相互効果によって、それらのユニットが本来の強さよりもさらに強化される事を表現してよく使う言葉で、もとは確か経済用語です。ゲームでは使われないけど、逆の場合はアナジーと言われます)は、驚くほど強烈なものですが、そのシナジーを効率よくとる為のユニットは1弾と2弾にあるのです。
 
 特に2弾の単純かつ明快なユニット性能は、初心者にとって最良の友たりえるので、まずは第2弾を購入して、そのサポートキャストとして、または部隊の中核を担う戦力として第1弾を購入。
 そうしてユニットがある程度そろったら、第3弾の購入を開始するのが、ゲームを楽しくバランスよくプレイする為に、もっともお勧めの購入順序だと思います。


 さて、それはそれとして、先日「セカンド・ブレイク」環境下の大会の中で、そのフロアルールに「デッキは対戦ごとに変える事ができる」が追加されたように、このプログに書いてしまいましたが、申し訳ありません、「ファースト・ブレイク」からその一文はあったんですね。
 私の認識不足だった事をお詫びいたします、すいませんでした。

 ただ、そうすると、「ファースト・ブレイク」の段階で、他の店舗さんはどういう形で対応していたのでしょうか?
 そもそもデッキ登録とかどうやって対処していたのでしょう?

 魔王の森では、大会の参加時にデッキ登録があり、使用するデッキのユニット、バトルコイン、城コインをすべて専用の用紙に記入して頂く事で、公正な大会環境を維持できるように務めてきました。
 でも、デッキが自由に変えれるとなると、前回のブログでも書きましたが、特定の相手のみに特化したデッキにする事など、ちょっと慣れてくれば造作もないことです。
 特に第3弾が実践投入され、様々なメタユニット(特定のデッキタイプに対して対抗しやすいユニットの事です)が使用され、さらにその有効な戦略などが認知されている現状では、徹底したメタデッキを組む事はかなり容易になってきています。

 フロアルールによれば、「デッキの定義」として「対戦で使用するフィギュア、城コイン、バトルコインの組みを「デッキ」と呼びます」となっており、これを対戦ごとに自由に変更して良いわけですから、事前にきちんと調整したデッキを用意するのはあまり意味がない事になってしまいます(全部取り替えられるわけですので)。

 あとは、「いつのタイミングでデッキを交換して良いのか?」という問題が発生します。
 魔王の森では日常的にお客様と雑談をして、その中で真面目な話題のディスカッションになったりするのですが、この「デッキは、対戦ごとに変更することができる」件についてもいくつもの事前の質問をお受けしています。
 その中で困ったのが、この「いつデッキを変更するのか?」です。
 対戦相手が決定して、互いに席についた後に変更する場合、相手のデッキタイプによって変更し、それを見た相手がさらに変更し、変更されたデッキをみて自分がさらに変更し、なんて事は実際に起こりうる事態ですし、特に相手がハイブリッド型なのか、城攻め型なのかで選択される城コインも変化します。
 要塞型デッキでは、この城コインこそが勝敗を握る事があり、相手のデッキを見てから変更してよいのなら願ったりかなったりです。
 対して、殲滅型のデッキにとっては城コインを変更するうまみはほとんどありませんが、ユニットを変更できるのなら、相手が城攻めなのか、要塞なのかで大幅に変更する事を望むでしょう。

 結局公平なのは対戦の組み合わせが決定される前、という事になるのですが、次の対戦用のデッキをちゃんと用意して公開する形にしておかないと、対戦組み合わせをみてこっそり変更なんて事態がおこらないとは言えません。
 この手のフロアルールは、そういった事を「起さないように」しておいて設定するのがやはりお客様へのサービスになると私は思っています。
 疑うとか疑わないとかではなく、そういった行為の誘惑を参加者に提示する事自体、アンフェアだと思うんですよ。
 あきらかに狙ってやらなければならないような環境ではなく、自然に出来てしまう状態の中で、ちょっとした出来心で若い子がやってしまった時、水掛け論になって場の雰囲気が悪くなるなんていうのは、その子が悪いのではなく、フロアルールの不備も問われなければならないという意味です(誤解されると困る、デリケートな部分を話題にしています)。

 トーナメントである以上、勝つためにみなさん参加しているはずで、参加するからには是非優勝を目指してほしいと思います。
 ただ、ここが難しいのですが、何をしても勝てば良いのではなく、「皆で楽しめる大会」をちゃんと意識した、あるいは意識出来る環境の中での勝利を目指して欲しいと思うし、そのお手伝いがフロアルールだと思います。

 小学生くらいの方はまだわからなくて良いですし、ご両親が教えて下さるはずです。
 中学生くらいからは理解し始めるでしょうし、高校生以上ともなれば理解出来ているでしょう。
 ましてそれ以上となると、今度は自分が若い子に指導しなければいけない立場になります。

 様々な年齢の方が同じ趣味であつまってプレイする場合、子供さんは子供なりの、大人の方は大人としてのアプローチがしっかりとあり、それが出来るからこそ、こういったテーブルゲームは沢山の事を遊びを通じて、体験として学ぶ事ができ、「是非参加してみてください」といえる価値が出てくるのだと、私は思っています。

 そしてお店はそのお手伝いを真摯な対応によってさせて頂いてこそ、意義があるのだと考えます。

 なんだか難しく堅苦しい話になってしまい、申し訳ありません。

 そんな訳で、さしあたり「魔王の森」としては、この「デッキは、対戦ごとに変更することができる」というフロアルールに従うにあたり、以下のようにまとめました。

 ・大会参加にあたり、「城コイン」「バトルコイン」は登録して頂き、これは大会中変更する事は出来ない。
 ・10体のユニットについてはフロアルールに従い、変更が可能とする。
 ・ただし、ユニットの変更は次の対戦相手が決定する前までに完了させておかなければならない。
  (これは店の方で参加時に全員にミニトレーを準備するので、そこに載せておいて頂きます)。
 ・ジョーカールールを採用する為、カバンの中からユニットを出し入れするが、デッキ以外は誤解を招かないようにかならずカバンに入れておいて頂きます。

 以上のようにすれば、フロアルールでうたっている対戦ごとにデッキを変更できるというルールの趣旨であると想像される、大会中であっても、さまざまなユニットを使って、自由な発想で対戦を楽しんでもらうという部分を実践しつつ、参加者の皆様に、公平な形で大会そのものを楽しんで頂けるのではないかと思い、ちょっと店としては手間なのですが(笑)、実践していこうと思います。

 まぁ、とりあえず場所だけ提供して、「対戦して順位がきまったら言いに来て下さい」などと後は放置の店舗さんの噂もお客様からお聞きするのですが、それではちょっと、バトルブレイクの楽しさを沢山の方にお伝えする事が出来ないばかりか、発言力のある年かさの人の言い分が押し通ってしまい、公平性に欠ける、つまらない大会になってしまうのではないかと危惧します。

 もちろん色々な楽しみ方があるので、どの大会運営のしかたが正解だなんてないのですし、うちの店のようにやるのは「面倒でウザイ」と敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんから、それぞれの店舗さんの特色を出して、結果として一番大事なのは、参加された方々「皆さんが」楽しめたなら、それで大会は成功なわけなんですけどね(笑)。

 さて、そんなわけで、「セカンドブレイク」による大会が、今週末に魔王の森でも本格開催されます(先日、すでに第3弾環境下での大会は開催されたのですが、上記のようなフロアルールでの大会は今回が初となります)。
 以下が詳細となります。

イベント名:第12回バトルブレイク公認大会
日付:9月11日(日)
会場:なやプラザ
時間:13時30分~
会場費:100円(ただし、ウォーハンマーイベントで会場費を頂いている場合は必要ありません)
定員:32名(先着順、当日13時より受付)
内容:◎バトルブレイク公認大会で、スイスドロー方式による時間無制限一本勝負です。
◎ジョーカーフィギュアルールを採用します。
◎第3弾ユニット使用可とします。
◎対戦ごとにデッキ交換は可能ですが、バトルコイン、城コインは大会開始時に登録した状態から交換出来ませんのでご注意下さい。
◎当日は「ウォーハンマーイベント」と同時開催になりまので、ご了承下さい。
◎なやプラザのアクセスマップは以下の通りです。無料専用駐車場がありますので、お車の方は非常に便利です。 「魔王の森」より、自転車で10分弱で、いつもの本町プラザより、さらにまっすぐ進んで頂く形になります。

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 以上です。

 本格的なバトルブレイク「セカンドブレイク」公認大会では、どんな形のデッキタイプが使われるか非常に楽しみです。
 ただ、ちょっと残念なのは、ずっと続けてきた優勝デッキの発表が、現状フロアルールでは出来なくなってしまったんですよね(笑)。
 対戦毎にデッキ内容が変更されてしまうので、特定のデッキタイプという概念がなくなってしまうわけでして・・・。

 さしあたり傾向と対策的なものを今後は紹介させて頂ければな、と思います。

 そんな訳で、第3弾環境下での大まかなデッキタイプについてですが、殲滅型のワイルトファングスタイルについては、ガイアの使いまわしの良いユニットが増えた事で、打点、または機動力というものが追加されました。
 そして、ピーコックペガサスの投入により、城攻め型に対する耐性がついたため、レベル6を4体以上いれるショットガンスタイルのデッキも強力な攻撃力をいかんなく発揮するようになっています。
 城攻め方のウィンドラッシュについては、多色化をすすめ、ヒナモグやアダムス調査隊(シークレット)、さらにはウィンドリアンといったユニットが追加されて、小型化されつつも、非常に対処が困難な攻撃をするようになってきました。
 さらにバリスタスタイルとしてT-50及びモアイキャノンを使用したデッキなども存在し、看護兵という凶悪なユニットを手に入れた事で、コンボデッキ的な戦いするケースも出てきました。
 そして、最近徐々に見かけるようになってきて、第3弾がデッキ投入されるようになって一気にその勢力を伸ばしてきたのが要塞型の徹底した守備デッキで、アダムス調査隊(シークレット)、ピーコックペガサス、看護兵といった組み合わせによるゲートキーパースタイルや、カレルレン(シークレット)または不死フェニックスとサウスカリフォルニア・パールを立てにならべて徹底的にシナジーを稼ぐフォートレススタイルなど、メタユニットを用意していない場合、一方的に敗北をきっする危険な存在として注目されます。
 また従来のハイブリッド型のシルバーバレットスタイル、ショットガンスタイルなどもピーコックペガサスの「攻撃せざるえないユニットを利用した」コイン循環といった奇妙な、それでいて非常にテクニカルな戦い方や、看護兵をタッチでいれる事によるポイズンスロワーといった戦術を搭載してきています。

 ざっとあげただけでもこれだけのデッキタイプが大会優勝候補としてあげられるくらい、多種多様なデッキスタイルがあり、本当に面白い大会になると思います。

 魔王の森の大会は初心者大歓迎です。
 皆で楽しむ大会である事は、魔王の森の住人達にとって、沢山の仲間の知り合える機会を増やす事として自然に対応していますので、大会中であっても丁寧に教えたり(さすがに「どうやったら勝てる?」という質問には答えられませんが(笑))、ゆっくりと対応したりしてくれます。
 もちろん私自身も、精一杯お手伝いをさせていただきますので、是非、お友達などお誘いあわせの上遊びに来て下さい。
 楽しみにお待ちしております。
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by Coeurlcall | 2011-09-08 05:24 | 感想や回想
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