魔王の森では、明日土曜日に公認大会第一サイクルの最終戦が行われます。
来月からは第二サイクルとなり、賞品がかわってしまうため、「トカゲ弓兵」を魔王の森で手に入れる最後のチャンスとなります。 詳細は以下の通りです。 イベント名:第10回バトルブレイク公認大会 日付:8月27日(土) 会場:魔王の森店内 時間:14時30分~ 会場費:100円 定員:10名(先着順、当日14時より受付) 内容:バトルブレイク公認大会で、スイスドロー方式による時間無制限一本勝負です。 ユニット交換ルールは今回は採用しません。 ※第3弾ユニット及び城コインは使用出来ません。どうかご了承ください。 さて、バトルブレイク第3弾が発売されて、お店の常連さん達、通称「魔王の森の住人達(笑)」が今日は続々とあつまり、早速第3弾環境でのデッキを様々に試していました。 とにかく魔王の森では、新弾が発売されるたびに、様々なデッキの構想がねられ、とにかくその場でデッキを組んでみて、実際の動きやシナジーなど実戦でどんどん試していって、本当の所強いのか弱いのか? 一見弱く見えても使える道がないかを皆で試したがる傾向か強いです(笑)。 さらにいいうと、様々なデッキタイプ同士を自然に対戦させていく為に、デッキ相性という大切な部分がわかって本当に楽しくなってきます。 何より、そういった中で、本当に皆さんが楽しくプレイし、プレイ中でも「このユニットはいらなかったのでは?」「その動きはこうした方が強いかも?」など、まわりと意見交換しながら様々な手法が検討され、その知識を惜しげなく共有していっている部分が、私としては嬉しいです。 強いユニット、良好な一手、効果的な組み合わせなどの知識や情報は参加しているみんなで共有し、さらに良いものを模索していく事で、様々なデッキが生まれて、本当に千差万別な楽しみ方が追求されます。 ただ勝ちだけを目指してのプレイよりも、自分のこだわりのユニットをいかに生かすかを真剣に考えて、結果的に皆の知恵を結集するので、トーナメントデッキなどでは決してないハズが、案外バカにできないデッキに仕上がる事もめずらしくありません。 テーブルゲームの楽しさはこういった部分にこそあり、ただ自分の都合だけを優先するプレイなどでは得られない高揚感がありますし、実際の所最終的には、そうした皆で楽しむ事を優先している方がいざ大会などで勝ちにいった時、結果をのこすのは良くみる光景です。 そのあたり、人生の縮図です(笑)。 自分優先、勝利優先だけでは、結局得られるものはたいしたものではないですし、皆で協力して、互いのよさを引き出しあっていった人が、最終的に大きなものを得ているものだったりします。 また、トレードも積極的におこなわれ、レアリティについては相手に失礼にならないようにしますが、知った顔同士では、レアリティが高いユニットだったとしても、相手が使ってみたいといえば、かなりやさしいトレードになりますし、大人の方は子供の方などにかなり優しいトレードをしてあげているのが、魔王の森の良い部分だと思います。 バトルブレイクでは1つのセットが17種類くらいですし、ボックスの中でレア以上が出る確率は半分近くあります。 どんなに強くても、複数同じユニットを持っている意味がかなり薄い為、トレードを積極的に行う事で、かなりお小遣いにやさしく、十分に楽しめるデッキに仕上げる事が出来ます。 正直、カードゲームなどでここまで低価格で遊ぶ事の出来るゲームはほとんどないのではないではないかと個人的には思うくらいです。 その分、お店としては沢山のお客様に来て頂かないと、採算があわないくらいなんですから(笑)。 さて、では折角ここの所続けているので、今回はエンパイアユニットの紹介です。 〇モアイ・キャノン レベル=1、飛行2、ノーマル 自動効果:射程2 1レベルユニットとしてはかなり高い性能を誇るユニットで、レベルの低いユニットは機動力がある場合、俄然その輝きをまします。 というか、移動力3以上の1レベルはゲームバランスを崩壊させるほどの強さを誇るほどです(笑)。 今回のセットの「5段ロケット」との組み合わせは秀逸で、移動力の計算が大幅にくるい、移動力3、射程2のユニットという、実質5ヘクス先にまで攻撃出来る「1レベルの」ユニットとなります。 専用デッキを組む必要がありますが、かなりの面白い事ができるユニットだと思います。 なお、その造形としては、私くらいの年代の方にしかわかりませんが、コミック「コブラ」で海賊ギルドの配下ドミンゴ伯爵の部下達が乗っている個人用戦闘ポットがまさにそっくりです(笑)。 やはりここはミスティに似せたモッチーあたりで破壊してあげるのが礼儀かもしれません(笑)。 〇看護兵 レベル=2、歩行2、ノーマル 自動効果:回復1 コイン効果(1):攻撃のかわりに使う。3マスまではなれた自分のユニットを1体選ぶ。対象のユニットに待機エリアのコインを1枚つける(上限はレベルまで)。 今回はとにかくレアリティがノーマルのユニット達の使い勝手がよく、単独での戦闘性能ではたいしたことないのですが、他のユニットと組み合わさった時に飛躍的にその能力を高める可能性があり、かなり面白いデッキが組めます。 この看護兵もその1つで、回復1の自動効果によって、コイン効果を本来であれば一度か二度しか使用できなかったユニットに、連続使用させる事が可能となります。 前線に出向いてケルベロスやフタゴトカゲ、B・シャモン、さらにはワンオブナインなどの直接ダメージ系をサポートしても良いのですが、それでは看護兵自身が乱戦の中に身をおかなければならず、最初にねらわれてしまいあまり美味しくありません。 むしろ、後方出撃エリア付近にいて、アリアドネやアルジャーノン、モッチーといったシステムユニットをサポートする方が、相手にそうとう嫌がられますし、その周辺をピーコックペガサスが飛び回る事で、城およびこれらのシステムユニットの生存率をあげる事も出来ます。 かなり鬱陶しい状態になる事うけあいです。 ユニットの造形としては、従来のバトルブレイクにはいなかった可愛いどころで、他のユニットとくらべると異質な感じすら受けます。 でも、こうした可愛いユニットが今後も出るのであれば、様々に改造するのもまた面白くなってくるのではないでしょうか。 さしあたりダイナマイトナースとして、ナース服をきせるか、ヒーラーメイドとして、メイド服などを着せるアップグレードをはかってみようかな、と画策中です(笑)。 〇5段ロケットTー50 レベル=5、飛行2、レア 自動効果:射程2 コイン効果(1):自分のターンの最初に使う。自分のエンパイアの「射程〇」を持つユニットをすべて選ぶ。 対象のユニットを1マスまで歩行移動せさる。 ユニット造形がかなり愉快で、思わず「帝国の科学力は世界いちぃぃぃぃ」と叫んでしまいそうな感があります(笑)。 五重塔を指令塔にするだけならまだしも、まさかそのまま発射しようなどとは、エンパイア科学顧問団の発送は常人のはるか上をいっているといえるでしょう。 まさに恐るべし。 ユニット自体は5レベル、射程2なのですが、2ダメをもっているわけではないので、殲滅戦に素直にいれるには無理があります。 むしろ真価は城攻めの時にこそ発揮されます。 ビーム歩兵やモアイ・キャノンと組み合わされ、後方から一気に前進してくる一斉掃射は、一瞬にして対戦相手の城コインを粉砕する可能性をひめています。 従来の城攻めデッキをさらに前のめりにしたデッキタイプを作り出す事ができるのではないかと想像され、期待出来るユニットだと思います。 〇嫉妬のインヴィディア レベル=4、歩行2、スーパーレア 自動効果:2連撃 コイン効果(1):相手の出撃時に使う。相手が出撃させたユニットが、レベル5以上ならそのユニットを選ぶ。 対象のユニットに2ダメージ。 やはりシリーズもので出てきた七つの大罪シリーズ。 今回の説明でも「ザ・セブン」の1人という紹介のされ方ですので、今後も1人づつ登場するのではないかと期待されます。 憤怒と嫉妬がこれでそろったので、残りは「傲慢のスパルディア」、「怠惰のアーケイディア」、「強欲のアバリティア」、「暴食のグラ」、「色欲のルクサリア」の5人で、次は誰がくるか楽しみですし、どんな能力かも想像力がかきたてられます。 さて、今回の「嫉妬のインヴィディア」は高レベル対策ユニットで、詳細についてはすでにここのブログに書いてありますのでそちらを見て頂けると嬉しいです。 コイン効果はなかなか面白いのですが、どうしても4レベルというのが直接戦闘においての攻防に水をさします。 2連撃は良い能力なのですが、相手の主力級ユニットと戦う場合、やはり「攻撃+2」の自動効果がないと、有効な打点として計算しづらく、コイン効果を利用する為には先だしで戦場にいなければいけない関係上、どうしても一撃必殺の能力をもっている「ダーククレセント」に軍配があがってしまうのではないかと思います。 バトルブレイクにはバックストーリーがしっかり用意されていて、それを意識させるユニット展開をしているのですから、こうしたユニットについても、今後「ザ・セブンのメンバー全てに「攻撃+2」の効果を与える」などといったコイン効果を持つ、システムクリーチャーが出れば、一気に面白くなってきます。 これからのユニットに期待したいと思います。 さて、これでざっとですがエンパイアは終了です。 次は今回のセットで大きく戦略の幅がひろがったガイアをとりあげたいと思います。
by Coeurlcall
| 2011-08-26 19:23
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