バトルブレイク第3弾「混戦」発売!!

 待ちに待ったという感じの、バトルブレイク第3弾が発売となりました。

 今回の第3弾のユニット能力としては、とにかく「テクニカル」なユニットが多いのが特徴だと思います。

 第2弾までのユニットでは、レベルの高い、単独で戦闘能力の高い事がうりとされ、非常にシンプルで分かりやすいものが多く用意され、まずはゲームシステム自体に慣れてもらおうという意図が感じられる優しい作りになっていたのですが、今回の第3弾ではシステムユニットがどっと増えて、単独での性能にだけ目を向けると「まぁまぁじゃないかな」程度の評価にしかならないと思いますが、ユニット同士のシナジーを考えてデッキを組んでゆくと、想像よりもはるかに強力かつ凶悪な効果を発揮するユニットが多数用意されているように思います。

 さらにいうと、特定のユニットタイプに対する対抗ユニットが多いのもまた特徴だと思います。
 第2弾環境までで、ある意味無敵をほこっていた鉄板ユニット達に対抗する手段が多彩に用意されていて、大会など、流行のデッキタイプを予想して自分のデッキをきちんと調整する事で、有利に展開をすすめる事が出来るのではいなかと思います。

 さまざまなデッキタイプが考えつきますし、一種独特の戦術に特化したデッキの構築も出来るようになってきており、非常に魅力的でプレイしていて「今回の環境は楽しい!」と言える状態になっています。

 ただ、逆にいえば、従来のデッキタイプをそのまま強化するようなユニットは少なく、第3弾入り環境下での新たなデッキ構築を求められる為、普段からバトルブレイクを楽しんでいる方々にとっては非常に面白い状態になるのですが、ただ勝ちたいだけで、現状のデッキを強化したいだけ、または誰が使っても、どう使っても強いユニットを求めている方にはあまり魅力を感じない可能性が高いのではないかと思います。

 第3弾をどう評価するかで、その方のバトルブレイクの、というかテーブルゲームへの付き合い方がわかるような感じを受けます。

 事実、第2弾までで、各勢力のレベル6のユニットは出揃い、とにかく高いレベルのユニットこそがデッキに求められる戦力でした。

 しかしながら第3弾では、レベル6はクァールに1体、エイリアンに1体しかおらず、どちらのユニットも第2弾環境でのレベル6ユニットの強さからすと、あきらかに「弱い」ユニットという評価になると思います。
 実際にはそうでもないのですが、第3弾のレベル6ユニットは、汎用性が乏しく、特定の状況で無類の強さを発揮するかわりに、普段は単体では結構お荷物になってしまうタイプだといえます。

 そして第3弾の主役はレベル3、レベル4といった中堅クラスです。

 エイリアン陣営では「アビリティSTR」が初のレベル3で2ダメという、優秀なコストパフォーマンスを持ち、さらにレベル4のスーパーレアとして、個人的には今回のセットの最高ユニットとも評価している「ウィンドリアン」がいます。
 ナナメ移動という変則移動にくわえて、コイン効果による生存率の高さは群をぬいていますし、従来の環境下で活躍していた3ダメージユニット達の攻撃をやすやすと支えきって見せます。
 今までデッキ構築する際に考慮していた「一撃で大きなダメージを」というタイプではなく、「手数で勝負」という概念も入っていなければ、「ウィンドリアン」には対抗出来ません。
 
 基本的には城攻めデッキに入ってくる「ウィンドリアン」で忘れてはいけないのが、他のユニットとのシナジーです。
 トライアングルディフェンス(城の正面、左右にユニットを配置する守り方で、現状ではかなり高い防御力を誇っていました)によって城を守る相手に対して、「マグマリアン」のコイン効果で的確な援護射撃を与えるとともに、その「マグマリアン」を守るユニットとしても活躍できます。
 さらに、プッシュの効果でボードコントロールをする「ウォータリアン」は最前線に立たざる得ないのですが、それに対しても常に1ダメージしか許されなかったら、防御ラインはあっさりと崩壊させられてしまいます。
 それらのユニットを支える防御力の提供と、自身の突破力を兼ね備えた強力なユニットと言えると思います。

 せっかくだから他のユニットの感想も一緒に(笑)。

 残りのエイリアン陣営としては「アダムス調査隊」と「???」、そして「サウス・カルフォルニア・パール」の三種類がいます。
 
 個人的に造形が最高だと思っている「アダムス調査隊」はコイン効果こそなかなか使いづらいものがあるものの、自動効果の城調査は実際つかってみるとかなり強い事が分かります。
 フォートレスデッキなど、完全防御型デッキでの導入をかなり真剣に迷います。
 ただ、どうしても生存率と、いざという時の攻撃力不足から、10体枠に入れるかどうかが悩ましく、こういった戦力比率を考慮してデッキ構築を楽しめる部分、10体制限というルールの秀逸さを感じてしまいます(笑)。
 さらに、この「アダムス調査隊」のコイン効果については、今後の楽しみが増えたという大きな魅力があります。
 今回は「アダムス」からの出撃である為、「アダムス」自体の生存率や、攻撃力の観点からネタデッキの域を出ない能力ですが、これがたとえばエンパイアの「五段ロケットT-50」からだったらどうでしょうか?
 設定的にもあれは帝国射撃部隊を指揮する指令塔ですから、艦載機の一機や二機搭載していてもなんら不思議ではなく、あの防御力と攻撃力をもったユニットから低コストとはいえ、ユニットが出撃するとなると、そうとう凶悪なコンボが組めると思います。
 今回の「アダムス調査隊」は、将来的にそういったユニットが生まれてくれる可能性が垣間見れるユニットであり、今後の楽しみがますます増えるのではないでしょうか。

 さて、そんな「アダムス調査隊」と同じ自動効果をもっている「???」は、第3弾にして初の低レベルシークレットレアです。
 第1弾では金色の獅子王、第2弾では憤怒のカレルレンと、いずれも6レベルの3ダメージユニットであり、ある意味決戦ユニットたりえる派手なものだったのですが、今回は3レベルと大人しいサイズです。

 しかし、その能力は前出のシークレットレア達にまったくひけをとらないどころか、凌駕する可能性すらある強力なユニットが「???」です。

 3レベルの潜伏ユニットという、相手の城に到達するまで、まず間違いなく破壊されない能力をもっており、城攻めデッキにおいては、3レベル帯はこの「???」と「アビリティDEX」がまず基本で、そこからバリエーションを考えるといった思考になりそうです。
 造形も個人的にはかなりお気に入りで、緑色の不気味なアダムス調査隊な訳でして、調査している足元のガレキの色がちゃんとちがっており、しっかり遺跡の深部に到着している事が伺える細かい気配りに感動です。
 緑色の不気味さは、まさに「光学迷彩」をイメージさせ、往年のSFファンには垂涎の仕上がりです(笑)。

 そして最後になりましたが「サウス・カリフォルニア・パール」です。

 まぁ、このユニットについてはすでに以前ここのブログで紹介しておりますのでそれを参考にしていただくとして、新加入の「アビリティSTR」との組み合わせは6レベル、2ダメ、2連撃とまずまずの攻撃力を誇れます。
 ただ、このユニットの真価はフォートレススタイルのデッキで守備にまわった時で、想像以上に強固な防衛ラインを築いてくれる上に、邪魔なユニットを排除してくれる頼もしさがあります。
 この「サウス・カリフォルニア・パール」「アビリティDEX&STR」を防御担当にすると、回復の効果をあいまってかなりうっとおしいトリオとして活躍してくれます。

 さて、長くなってしまいましたので、残りは次回以降にしたいと思います。
 次回はクァールの感想で始めたいと思います。
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by Coeurlcall | 2011-08-25 06:49 | 感想や回想
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