第9回、魔王の森バトルブレイク公認大会。

 先日の日曜日は、魔王の森でのバトルフレイク公認大会でした。
 当日はバケツをひっくり返したような豪雨で、さらに雷もなりひびく、まるで漫画の決戦の日のような天気だったのですが、リアルな世界の人間としては、あんなに雨に降られると外出どころではなくなります(そう考えると、漫画の主人公達、または悪役達は雨男なのでしょうか?(笑))。

 しかしながら、当日は会場の方に続々とバトルブレイクの大会参加者が集まってきて、私としては嬉しい誤算となりました。
 
 いやぁ、お昼なのに電気をつけないと部屋がくらい程の日で、外では激しい風を伴う雷雨の中、いかづちの煌きと轟きを背景に続々と戦士があつまってくるなんて、なんの映画かと思いましたよ(笑)。

 ともあれ、天気はひどかったのですが、無事、バトルブレイクの大会は開催する事ができました。

b0228905_10561566.jpg


 魔王の森では試合形式はスイスドローで、時間無制限の1本勝負という大会形式ですので、じっくり戦う殲滅型デッキや、要塞型デッキなども多く、城攻め型デッキはかなり少なめの環境だったのですが、この日は城攻め型デッキの比率が高い、なかなかいままでにない勢力分布での大会となりました。

 城攻めデッキはどうしても先攻が圧倒的に有利であり、運の要素に大きく左右される部分がある為、まさに「今日の人」でないと、優勝するのは難しい為、魔王の森ではやや人気がないデッキタイプではあります。

 これは試合形式にも大きく影響されていて、プレイミア大会のレベルアップ方式の予選などでは、「早く勝敗をつける」事も大切になり、その予選を突破しなければ決勝トーナメントにいかれない為、安定感はあるもののじっくり時間をかける殲滅型デッキは不向きなわけです。
 それに対して魔王の森では、時間はかけても良いので勝ち「続ける」事が優勝の為の必須条件となる為、なにかの不運(キャッスルブレイク4回のうち、2回「自動失敗」が出てしまうなど)にみまわれた時に挽回する手段の少ない城攻め型デッキは逆に苦しい展開がありえるというわけです。

 大会の形式によって、使用するデッキタイプをかえたり、内容を変えたりするのは、「大会用デッキ」にとってはごく当たり前の調整で、さまざまなタイプのデッキを使いこなすには、日々のプレイが重要になる事はいうまでもありません。

 案外、公認大会って、色々な要素や積み重ねが見えない所でいきていたりします。

b0228905_10561532.jpg


 大会内容としては、対戦の組み合わせの妙もあり、あちらこちらで殲滅型デッキ対城攻めデッキとなり、それはつまり、城を守りきれるか、攻め落とすかという戦いでもありました。

 その大会全体のながれは、結果として決勝戦にまでもちこされ、この日の決勝戦は、殲滅型ショットガンスタイルのアッシュ氏対城攻め型のレイブン氏の対戦となりました。

 魔王の森では、決勝戦だけは、バンダイさんご厚意によって送って頂いたバトルブレイク専用対戦台が使用され、まさに選ばれし二人のみが、その戦場を使用する事が出来るのです(笑)。

b0228905_10561553.jpg


 レイブン氏が使用する城攻めデッキは、従来のウィンドラッシュ系と大きく異なり、第2弾によってエイリアンが手に入れた生存率と機動力を前面に押し出したタイプで、ほとんどのユニットが1体づつだけ入っており、機動力の高いユニットによる数の力で相手の城を押しつぶす形となっています。
 従来型のウィンドラッシュの代名詞となっていた「ワンオブナイン」は入っておらず、エンパイアユニットは「トリヤマロボ」のみで、後は「アビリティーDEX」「カレルレン」などの移動力3を誇るユニットがならび、「ウォータリアン」「ラッキードラゴン」などのボードコントロール能力をもったユニットでまわりを固めてあります。

 さらに、打撃力も十分に高いユニットが投入されているのも特徴で、「カレルレン(シークレット)」も同時に採用され、定番の「ケルベロス」「フタゴトカゲ」も用意されています。

 打点の高い、高機動型ユニットを相手の城に向かって次々と切れ間無く打ち込む、まさにフラッシュジャベリン(閃光の槍)といった感じのデッキスタイルです。

 まだ、バトルブレイクを始めて間もないレイブン氏で、実は大会参加自体が始めてだったのですが、このデッキを使って一気に決勝戦まで駆け上がってきました。

 対するアッシュ氏は、シルバーバレットの流れを組むショットガンが主流の現状で、ワイルドファングの流れを組むショットガンスタイルのデッキを用意しての対戦でした。

 高レベルユニットを多数とりそろえ、さらに驚異的な打点の高さをいかしたまさに殲滅型デッキそのものといったスタイルで、序盤1~2枚のキャッスルブレイクをやむなしとし、その後の展開力と打撃力で相手のデッキを正面から殲滅してゆくスタイルで、次々と押し寄せるレイブン氏の高機動ユニットを迎撃してゆきます。

 特に2体も投入されている獅子王の活躍は目覚しく、絶対成功の連打、つまりコイン4枚(5レベルユニットで、出撃時にコイン効果を使用し、わざと一枚待機エリアの戻す為)のユニットで4ダメージを次々とたたき出して、相手ユニットを一方的にブレイクしてゆく様は、どこかで連載している漫画のようでした(笑)。

 レイブン氏のデッキに採用しているユニットもかなり生存率の高いユニットが多いのですが、さすがにワイルトファングスタイルの打撃力に耐え切れるはずもなく、次々と撃破されて無念の全滅となりました。

 では、優勝デッキのデッキ名「MIDAS MANEY」です。

b0228905_10561540.jpg


・ラッキードラゴン
・不死フェニックス
・獅子王(シークレット)
・カレルレン(シークレット)
・獅子王
・甲蟲王×2
・フタゴトカゲ×2
・ケルベロス

 獅子王2体づみが異色を放つ、正統派のワイルドファングの系統と組んで、6レベルユニットを実に4体も投入したショットガンスタイルのデッキです。

 自動効果3ダメージのユニットがなんと4体も入っており、不死フェニックスの合計で3ダメ、ケルベロスの確定1回、または3連撃の成功による3ダメも含めると、デッキの過半数が3ダメージを単体でたたき出す事ができる超高打撃デッキで、機動力もほぼ全ユニットが2歩移動を実現できるようになっており、相手の一手先をつねに読んでいく事で、十分機動力に対しても対抗できる仕様になっています。

 高レベルユニットを複数使用するショットガンスタイルのデッキである為、序盤の城コインはブレイクしてもらう事がむしろ前提となっており、事実アッシュ氏はこの日の対戦で、絶対成功の連打によっていっきに流れをもっていった決勝戦以外では、城コインは常に残り一枚までブレイクされており、そのブレイクされた城コインを利用する事で、高レベルユニットを複数体出撃させて、その圧倒的な打撃力で対戦相手のデッキを粉砕してゆきました。

 デッキの派手なイメージとことなり、実はこの手のデッキは極めて繊細で、細かな戦術が必要とされ、そうとうなプレイングスキルが要求されます。
 打点が高いとはいえ、高レベルユニットが多いのですから、常に相手の残り戦力を計算し、自分のコイン循環を先に行う事で、「事前に」手をうっておかなければ、手詰まりになってしまう事が多いのです。
 実際、この手のデッキスタイルは、「相手の自動失敗」のせいで負ける事すらありえます。
 自分のユニットがダメージをうけて、コインがもどってくる事で先手をうてるはずが、相手が自動失敗してしまったがゆえに、残コインの計算がくるい、先手がうてなくなってしまって、それが致命傷になってしまうなんて、不思議な事がおこるわけです。

 ど派手な展開と、それを実現する周到な計画こそが、ワイルドファング系デッキの使い手の求められるスキルなのだと思います。

 優勝、おめでとうございます。

 さて、魔王の森のイベントでは、夕方までには大会は終わるのですが、その後、夜20時半ほどまでは会場でフリープレイが出来るようにしてあり、時間のある方や、時間の都合で大会に参加できなかった方などがあとからくるなど、大会後も、のんびりとバトルブレイクによる交流が出来るようにしてあるのですが、残った常連さんなどとのんびりとバトルブレイクなどを楽しんでいると、この日、名古屋で開催されていたプレミアム大会に随行されていた、バンダイ関係者(一応、このくらいは公開してもいいと思うのですが(笑))の方が、雨の中わざわざ四日市まで足を伸ばして下さったのです。

 本当は名古屋でプレミアム大会があるとの事で、個人的には見学に行きたいと願っていたのですが、仕事の都合でどうしても行かれず、大会のようすや雰囲気を勉強し、また関係者の方々にご挨拶が出来ればと思っていて、結局出来ないでいただけに、まったく嬉しいサプライズでした。

 お忙しいにもかかわらず、お話につきあって頂き、またお声をかけて頂けた事で、バトルブレイクの今後にさらに大きな期待がもてました。

 本当にありがとうございました。

 今にして激しく後悔しているのが、その方を中心にした集合写真を記念にとっておくのを忘れた事で、とても良い記念になったのにと思うと残念でなりません。

 今度、名古屋などでプレイミアム大会などが開催される際には、魔王の森の住人達一同で遠征し(笑)、大いに楽しんで、記念撮影などをお願いしたいな、などと大それた願望をもってしまっていたりします(笑)。

 バトルブレイクは本当に様々な楽しみ方ができ、これからも大いに楽しんでいけると思います。

 沢山の方にこの魅力が伝わってほしいな、とあらためて思いました。
[PR]
by Coeurlcall | 2011-08-22 10:56 | 感想や回想
<< バトルブレイク第3弾「混戦」発売!! バトルブレイク、日々の対戦 >>