バトルブレイク、城コインの一枚目。

 高校生までの学生さんはすでに夏休みに入っていて、大学生の方も、そろそろ今週末あたりから夏季休暇に入る頃ではないでしょうか。
 今年の夏は去年よりはマシとはいえ、やはりかなり暑いようで、節電にも協力しなければいけない状態ですから、非電源系のゲームで遊ぶのは、まさに時代にベストフィットした選択と言えると思います。

 まして、プレイスペースのある店舗に集まって遊ぶのは、総合的に見ても節電になりますし、のんびりと様々な年齢の方と話す事自体が、その人にとっての大きなプラスになりますから、今年の夏は是非、そういった店舗で、仲間と楽しくバトルブレイクと楽しんで頂きたいと思います。

 さて、それはともかくとして、バトルブレイクはチェスや将棋によく似たゲームである事は間違いないわけで、それが故に棋譜がつけれたり、詰め将棋ならぬ、詰めバトブレなどが可能となっているわけです。
 そして、当然のように定石も生まれてきます。

 バトルブレイクでは、ダイスというランダム要素が入っている為、流石にチェスや将棋そのものという訳にはいきませんし、ユニット(駒)の種類や組み合わせが一定などではなく、多岐にわたる事から、チェスや将棋のような突き詰めた定石を組み上げる事は出来ませんが、大会での対戦と限定すれば、その時期の流行のデッキをメタる事で、ある程度までユニットを特定する事ができ、それに対する動きとして、ある種のパターン、またはうち筋ならば議論する事ができると思います。

 そういったプレイ思考の中でのお題として。
 
 「城砕型デッキを相手にした場合、一枚目の城コインは死守すべきかどうか」

 というものがあると思います。

 これについては正解があるわけではなく、その日のダイス運などにも大きく左右されますし、相手のデッキ構成や自分のデッキ構成によって大幅に思考ルートは変化するとは思いますが、2011年7月の段階で、大会に行こうと思っているなら、どう考えてデッキ構築をするのか?という話です。

 現在の環境で城砕型デッキは、「ワン・オブ・ナイン」「アビリティDEX」などの高機動型ユニットに「甲蟲王」「不死フェニックス」などの生存率が高いユニットが足され、「ガネーシアン」「ウォータリオン」「ラッキードラゴン」などの単体除去や移動強制などの補助ユニット、そして、一部「ビーム歩兵」「スフィンX」などの最終局面での射程持ちユニットが導入されているのが一般的だと思います。

 そういった城砕型デッキに対して、自分が殲滅型、または殲滅型よりのハイブリッドデッキを使用している場合、どのように思考してゆくのが良いでしょう。
 
 一応サンプルとして、自分側のデッキを提示してみます。

・フタゴトカゲ
・ケルベロス
・甲蟲王×2
・V龍
・チャクラ星人
・ラッキードラゴン
・不死フェニックス×2
・カレルレン(シークレット)

 このような、重コストのシルバーバレット系の流れを組んだショットガンデッキを使用していると仮定します。

 城コインの一枚目をブレイクされても良い、という考えであった場合、自分が先攻であった時には、ほぼ確実に「フタゴトカゲ」を自軍城前に配置するのが鉄板の動きとなると思います。

 対戦相手は無理を承知で「ワン・オブ・ナイン」を中央ルートでくるか、「アビリティDEX」で攻めてくるかの二択となります。
 よほどの事がない限り、ここは「アビリティDEX」でくるでしょう。
 「b7」「d7」どちらの位置から出撃してもよく、まっすぐ進むだけで(「b4」または「d4」に移動します)、ほぼ確実に相手はキャッスルブレイク出来るからです。
 「フタゴトカゲ」が2連撃を命中させ、しかも片方が「絶対成功」という特殊な状態でないかぎり、どこに動いてきても「歩行3」によってかならず城に隣接出来ます。

 では、一枚目の城コインをブレイクされない為にはどうしたらよいか?
 それは、先攻一手目に何もプレイしなければ良いのです。
 先ほどの例と同様であれば、進んでくる「アビリティDEX」の正面に「ケルベロス」を出撃させ、そのまま2歩前進してコイン効果を使えば相手をブレイク出来ます。

 ただ、この場合だと、その後に展開されてくるであろう、「甲蟲王」に対する有効な対策が消耗されてしまうばかりか、相手が「アビリティDEX」ではなく、「ワン・オブ・ナイン」を出撃して、「C5」に移動させて来た場合、有効な解決策がなく、結局キャッスルブレイクはされてしまう事になります。

 実質、現在の環境下において、相手が「自動失敗」してくれない限り、ウィンドラッシュ系の攻撃の、城一枚目のブレイクを防ぐのは至難の技といえるわけです。

 で、あるのならば、城一枚目をブイレクされない事を目指して、歪なデッキ構成、無理を伴うユニット出撃をするよりも、三手、四手先を読みながら一枚目のキャッスルブレイクはやむなしとする方が、その後の展開を有利に出来るのではないかと、私は考えます。

 特に、参考としてあげたデッキタイプのように、自発的にコイン循環を行なえるデッキでは、一枚目の城コインをブレイクしてもらった状態で、序盤四手目までを凌げば、常に盤上に3体以上のユニットを置いておく事は可能であり(基本的には「フタゴトカゲ」「ケルベロス」「甲蟲王」の3体となるでしょう)、常に城周辺を固めつつ戦うのであれば、中盤から終盤にかけては、6レベルを3体、盤上に配置しつつ戦う事すら可能です(もっとも、そこまでいったなら、相手は投了せざるえないほど消耗してしまっているでしょうが)。

 ウィンドラッシュ系の城砕デッキと戦う場合は、盤上に3体の自軍ユニットが展開出来ているかどうかは、勝敗をわける大きなターニングポイントで、この部分と、相手の射程攻撃だけを注意してプレイングしてゆけば、そうそう大きなミスをする事はないはずです。

 そうやって考察していった場合、上記の例でのプレイングとしては、城一枚目はブレイクしてもらう事を前提にデッキ構築、プレイングをしていった方が良いのではないかと考えられます。
 
 もちろん、自分も城砕型デッキであったなら、これは相当話が変わってきて、一枚目の城コインは死守しなければならないという話になると思います。

 ただ、現環境下において、制限時間が無制限になってきている状態では、殲滅も出来つつ、城砕型にも移行できるハイブリッド型のデッキが、戦術の幅が広く、有利な戦い方が出来ると思います(その分、プレイングスキルを求められてしまいますが)。
 そういったタイプのデッキを組むのであれば、一枚目の城コインはむしろブレイクされる事を前提にデッキ構築をしてみてはどうかと思います。

 8月にはあちこちで公認大会が開かれます。
 のんびりとプレイする普段のバトルも非常に楽しいですが、大会での緊張感あるバトルもなかなかどうして面白いものです。
 ぜひ、積極的に参加して、楽しんで頂ければと思います。
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by coeurlcall | 2011-07-28 06:39 | 感想や回想
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