バトルブレイク第3弾のユニット4体公開。

 バトルブレイク第3弾のユニットがVジャンプ誌上にて公開されました。
 いくつかのユニットの写真がのっていたのですが、正式に公開されたのは4体のみで、以下のようなユニット達でした。

「サウス・カリフォルニア・パール」
エイリアン(VR)、レベル=6、飛行2
自動効果=回復1(攻撃のかわりに使う、となりの自分のフィギュアを1体選ぶ。対象のフィギュアに待機エリアのコインを1枚つける。ただし上限はレベルまで)
自動効果=2連撃
コイン効果(2)=相手ターンの最初に使い、となりの相手フィギュア1体を選ぶ。このターン中、対象のフィギュアは攻撃できない。

 まず最初は、漫画家荒木氏デザインによるユニットで、なんとも微妙な形のユニットです(笑)。
 一応独創的といえば良いのかもしれませんが、これ、レアリティも高いですし、それなり以上に人気が出るでしょうが、先入観なしでこのユニット見て、格好良いと言う人はいないだろうというデザインだと思うのですが、どうなんでしょうか?(笑)。
 なんか有名な人が書いたデザインだから、とありがたがる気持ちがない私としては、もう少しなんとかならなかったのかなぁ、というのが正直な感想です。

 さて、このユニットの造形についてはともかくとして、能力としては非常に優秀です。
 今回の新しい自動効果である「回復」については、ユニットのコイン効果の再利用を促すもので、何よりもおそるべき点は対象とするユニットの勢力に制限がないという点です。
 エイリアン陣営のユニットを援護するだけではなく、様々な他陣営すら援護する事が可能で、条件はただこのユニットの隣接ヘクスにいればいいだけという事になります。
 自身が6レベルである事から、なかなか落とされずらく、さらに攻撃禁止能力までもっているのですから、その生存率の高さは折り紙付きです。
 その横にダゴンやスフィンXといった、1コインで射程能力をもつユニットを置いておくだけで、連射砲台になってしまいますし、後方にこのユニットがいる場合には、アリアドネなどの移動補助能力などは驚異的な機動力を確保してくれる事と想像されます。
 
 基本的には、攻撃禁止能力などを含め、このユニットは後半に登場して、自軍城近くにいて、サッカーにおけるボランチ的な動きをするのが適任かと思いますが、いざ、オフェンスにあがってくる場合には、2連撃の能力とチャクラ星人のコイン効果によって、自動失敗なしの最大4ダメージという、十分な打点を確保する事もかのうです。

 これまでのヴィクトリーレアのような、単体での強さはないですが、他のユニットとのコラボレーションによって一気に輝くタイプの素晴らしいユニットだと思います。


「嫉妬のインヴィディア」
エンパイア(SR)、レベル=4、歩行2
自動効果=2連撃
コイン効果(1)=相手の出撃時に使う、相手が出撃させたフィギュアがレベル5以上なら、そのフィギュアに2ダメージ。

 さて、続いてはエンパイア陣営の新鋭で、やはり七つの大罪それぞれについて、エンパイアでは将軍クラスがいらっしゃるようです。
 と、なると「暴食」や「色欲」などはどう表現されるのか、そしてなによりも、どんな造形のユニットになるのかが非常に楽しみで、この先のシリーズについてもつい、期待してしまいます(笑)。

 この「嫉妬のインヴィディア」については、嫉妬の解釈が、対戦相手がレベルの高いユニットをプレイする行為に対するものになっていて、このユニット自身が4レベルである事から。
「ちくしょー、俺よりも高いレベルのユニットなんか出撃するんじゃねぇよ!」
的な嫉妬心に見えます(笑)。

 実際、現在のバトルブレイクでは高いレベルのユニットの出し合いになっているので、それなり以上に役に立つ能力とはおもうのですが、相手が殲滅型デッキであった場合、獅子王やカレルレン(シークレット)などの打点の高いユニットに対して使うと、相手のコイン循環が上昇してしまい、結果としてあまりよろしくない状態になってしまいます。
 エンパイア陣営でデッキを組む場合、その性能から基本的には城砕デッキを組む形がほとんどかと思うのですが、城砕デッキでは相手のコイン循環を滞らせる事が目的なので、ちょっと出番がありません。
 「憤怒のイラ」などとコンビを組んで、エンパイア陣営主力の殲滅型デッキなどを組んだ場合に出番があるかもしれません。

 ただ、この能力は、現在の環境で猛威を振るっている「不死フェニックス」の「復活3」に対してある程度の抑止力となりえます。
 「不死フェニックス」が復活するときには、必ず3枚チャージしなければならない事を強制させた上で、復活してきても、コイン効果が使用出来ないのであれば、多少なりとも対策にはなるでしょう。
 出来れば「2ダメージ」ではなく、「3ダメージ」というコイン効果だったなら、現状の高レベルユニット万歳の環境に大きな一石を投じれたのですが、流石にやりすぎになってしまうのかも知れません(笑)。


「シュレーディンガー」
ガイア(SR)、レベル=5、歩行1
自動効果=2ダメ
自動効果=プッシュ
コイン効果(1)=攻撃前に使う。この攻撃中、バトルダイスを「絶対成功」か「絶対失敗」が出るまで振りなおす。

 ガイアは獣の遺伝子をとりいれた、かなり粗暴な外見をもっているのですが、なかなか理知的なネーミングセンスをもっているようで、アルジャーノンといい、今回のシュレディンガーといい、名付けの親にちょっとしたSFマニアがいるに違いありません(笑)。

 シュレディンガーは実在した人名で、猫をつかった有名な量子学の仮説実験を提唱した方です。
 まぁ、詳しい説明は興味をもった方が調べるとして(笑)、簡単にいえば、何かを認識しようとした時に、確実に認識できるものと、出来ないものがある、といったもので、例えば壁の向こうに何があるかは、経験上しっていたり、想像したりしているだけで、実際に認識されている訳ではない、よって認識されているものこそが確定で、認識されていないものは不確定なものである、といった考えのもと、ある猫をつかった実験器具を仮定し、
その生死が二分の一になるケースをもって説明した訳です。

 このユニットもそういった話を表現した能力となっており、バトルダイスを二分の一にしてしまうかなり面白い能力で、レベル5としては移動力に難がある為に非常に使いづらいのですが、実質3ダメージの絶対命中か、または絶対失敗かしか攻撃時にはおきない為、ダメージ効率としては、対6レベルを考えるのであれば、4レベルのユニットを上回ります。
 ただし、5レベルのユニットとくらべた場合、アベレージにおいて遅れをとり、相手が5レベルだった場合通常の5レベル2ダメのユニットを使用した方がダメージ効率は上昇するといった微妙な立ち位置です(笑)。
 なお、相手が3レベル以下だった場合、通常の5レベル2ダメのユニットより劣りますので、注意が必要です(苦笑)。

 最初に考え付くのは「アルジャーノン」によって絶対失敗を振りなおす手法ですが、この場合もダイスの確立は1回1回が独立試行で行われる為、確立をよくしている訳ではないんですよね(笑)。
 それでも、機会自体は増えますので、ぜひ「神はサイコロを振らない」という有名なセリフとともに、もうワンチャンスにかけて下さい(笑)。
 このユニットがエイリアン陣営だったなら、チャクラ星人をつかって、本当に「神はサイコロを振らない」と言えて、SFファン的には異常にもりあがれたのですが(笑)。
 ちなみにこのセリフについて気になった方は、ご自分で調べるか(ネットならすぐに解ってしまいます(笑))、魔王の森で私に聞いて下さいね(笑)。

 ちみに造形については、もっと猫猫しいものを期待していたのですが、怪獣のようなデザインになっており(両手の武器には笑いましたが)、個人的には不満です(笑)。


「ピーコック・ペガサス」
クァール(R)、レベル=4、飛行2
自動効果=対ガイア+3
自動効果=挑発
コイン効果(1)=移動前に使用し、自分のレベル2以下のフィギュア全てを選ぶ。このターン中、対象のフィギュアの移動力は「飛行2」になる。

 現状の環境下において、高レベルユニット全盛に一石を投じるべく用意されたであろうユニットで、レベルの低いユニットにしか能力を使用出来ませんが、盤上の自軍全てのユニット(勢力による制限も、位置による制限すらない)に影響を与えれる極めて強力な能力として設定されています。
 ノッカー、アイアイ、ノーチラス、アリアドネなどの移動力のないユニットを前線に押し出すともに、ビーム歩兵といった一撃必殺のユニットを前進させ、その射程に城を捉える事が出来ます。
 ただ、残念ながらこの能力が使われる事はまれでしょう(苦笑)。

 むしろ注目すべきは自動効果の「挑発」と、なによりも「ガイア+3」です。
 これによってガイアユニットに対しては、なんと7レベルユニットの防壁として立ちふさがる事が出来、移動力に乏しいガイア勢力がこのユニットに接近された場合、ほとんど役に立たなくなると思った方が良いでしょう。
 他陣営についても、飛行2の移動力によって戦場を自由に移動しながら、4レベルというタフネスで挑発を繰り返すこのユニットは、ゲームの序盤の削りあいから終盤の凌ぎあいまで、役に立たないシーンなどまずないといえるユニットです。

 2弾までの流れで、クァール勢力が優遇されすぎの感があったのですが、第3弾でもクァール全盛の時代が続く事が予想される優秀なユニットで、その造形もかなり格好がよく、ペガサスというよりはミニドラゴンといった雄雄しさがあり、あらゆるデッキタイプの中に入ってくる可能性があると言えると思います。

 さて、駆け足ではありましたが、第3弾の紹介です。
 夏休みに入って、学生さんも時間が出来てきたのではないかと思います。
 バトルブレイクを大いに楽しんでいきましょう!
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by coeurlcall | 2011-07-22 20:34 | ユニット評価
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