魔王の森、第5回バトルブレイク公認大会。

 先日、魔王の森、第五回バトルブレイク公認大会が開催されました。

 今回も会場をとっての大会でしたので、空間的にもかなり広々とした感じとなり、また時間についても早めた為に、余裕をもって大会を進行する事ができました。

 なによりも感謝したいのは、時間が一時間前倒しになり、場所も会場を借りた為に変更になったのですが、みなさん事前に店舗、またはこのプログをチェックして下さったのだと思うのですが、会場にお集まり頂けた点です。
 本当にありがとうございます。
 バンダイさんの公式ホームページについても変更したかったのですが、ちょっと期間がなさすぎて、変更受付期間をすぎてしまい、修正出来ませんでした。
 ご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ありません。

 さて、大会については相変わらず様々な年齢層の方に集まって頂き、学生さんから社会人までたくさんの方に楽しんで頂きました。
 また、なかなかキュートな女性の方にも参加して頂き、まったくの初心者という事だったのですが、魔王の森の常連の方は、下ームの説明を喜んでする方もおおく、特に問題なく賑やかで楽しいバトルをプレイして頂けたと思います。

b0228905_21758.jpg


 大会全体としては、やはりクァールの比率が高く、魔王の森の大会では基本的に時間切れによる裁定はなく、プレイ時間も今回からはプレミアム大会に準じて、時間無制限としました。

 そういった事情もあり、城攻めの戦い方も出来るが、状況や相手の初手の展開によっては殲滅戦にも以降できるハイブリッド型のデッキが多数みられ、城砕型デッキは少ない傾向にあるのですが、この日も純正の城砕型デッキはお一人のみといった形でした。

 また、プレイにしても非常に正々堂々としたものが多く、気持ちのよい対戦が相変わらず見られ、開催する側としては誇らしい限りです。

b0228905_217580.jpg


 一戦目の戦いでは、第1回大会の優勝者のN君と、Iさんが激突したのですが、バトルの最終盤において、城コインの数、盤上のユニットのレベルの合計など、完全に同一となり、千日手による引き分けを選択するか、それとも、攻撃される事を承知で、リスクを背負ってあえて攻めにいくかという選択肢を選ぶシーンとなりました。
 熟考されたIさんがさした一手は、「前に進む」でした。
 引き分けを妥協するより、覚悟の勝利を目指したわけです。
 しかも、相手が若い子である事も考え、いたずらに時間を引き延ばすのではなく、状況をしっかり把握した上での決断で、相手が自動失敗をしないかぎりは自分が不利な一手である事も理解していた状況でした。

 結果としては、絶対成功で善戦したものの、先に攻撃される不利を覆すにいたらず、Iさんが敗れたのですが、その潔いプレイに、会場中から賞賛の拍手喝采が送られました。
 もちろん、これは引き分けを否定する話ではけっしてありません。
 
 単純に会場全体が湧き上がる、潔い、格好の良いプレイだったというだけです。
 これが全国大会で優勝のみが、至上命題で、「勝ち」以外意味がないなら、当然引き分けの選択肢以外ありえませんが、今回はあくまで、「みんなで大会を楽しむ」という雰囲気のなかでのお話です。
 事実、この日一番の賞賛はIさんに贈られたのですから。

 さて、決勝戦では、兄弟対決を制して勝ちあがってきたN兄さんと、当日のデッキ調整で急遽デッキ変更をしたmin.Cさんのバトルとなりました。

b0228905_217585.jpg


 N兄さんのデッキはウィンドラッシュ系の、かなり純正に近い城砕型デッキで、min.Cさんはシルバーバレット系で、前回の反省をいかした継戦能力も高めたデッキとなっていました。

 シルバーバレットはコインの自己循環効率が高く、ユニットを攻撃されなくても、盤上の自軍ユニット数を増やす事が可能となります。
 ウィンドラッシュ系は相手のコイン循環をある程度コントロールする事で有利な状況を築き、ワンオブナインの奇襲やアビリティDEXの生存率によって序盤の城攻めを有利にすすめるのですが、そこを確実にダメージを与えてくるコイン効果を多用するシルバーバレット系に狙い打たれると、もともと打点そのものは重視されていない為、「装甲」もちの「甲蟲王」を有効除去する事が困難になり、序盤のアドバンテージがとれなかった場合は守勢にまわらされ、自軍の城にはりついた甲蟲王に、逆に城攻めのカウントダウンを宣言されてしまいます。

 決勝戦では、双方が城コインを狙う形となり、緊迫した試合展開となりましたが、相手ユニットの除去手段がギリギリの勝敗を分け、本当に僅差でMin.CさんがN兄さんをかわし、初優勝となりました。

 指摘されて気が付いたのですが、魔王の森の大会って、未だに「連覇」がなされた事がないんですよね(笑)。

 優勝すると皆に狙われる形となりますし、そのデッキからプレイの癖まで研究されるので、連覇する事は極めて困難なようです(笑)。

 さて、では、第五回、魔王の森バトルブレイク公認大会の優勝デッキは以下の形です。

b0228905_1831319.jpg


・不死フェニックス×2
・ラッキードラゴン
・カレルレン(シークレット)
・リヴァイアサン
・甲蟲王×3
・ケルベロス
・フタゴトカゲ

 以上10体で、まさにシルバーバレット系のお手本のようなデッキです。

 序盤の甲蟲王対策にケルベロス、ワンオブナイン対策にフタゴトカゲがきちんと用意され、中盤におけるかなめのリヴァイアサン、甲蟲王がしっかり入っています。
 特に生存率が高く、コイン循環がよい甲蟲王について3体もいれてあり、通常のデッキではユニットかぶりからデッキの回転力が低下するのですが、シルバーバレットではコイン循環が高速に行なわれるため、他のユニットが常に展開でき、結果として回転力をそれほど低下させる事なくデッキを展開できます。
 とくに、対戦相手の城に張り付いた甲蟲王については、相手は除去しないわけにはいかないので、無視する戦略がほとんどとれず、ユニットかぶりで待機エリアにくさる事がほとんどないプレイングをMin.Cさんはしていました。
 
 さらにコイン循環が優秀なラッキードラゴン、不死フェニックスが6レベル帯で控えており、従来入っていたホシクジラは、盤上ユニットの生存率を上げてくれるものの、自身がコイン循環を停止させてしまう為、文字通り最後の出撃ユニットとして、制圧力が高いカレルレン(シークレット)が採用されています。

 双方が消耗しきった最終盤に盤上にだすのならば、すでにコイン循環を考えなくても良いという思想になり、そうなってくると、盤上の相手ユニットに当り負けせず、さらに出撃するだけでアドバンテージがとれるダメージ能力がある上、3ダメージ持ちと制圧力に極めて優れたカレルレン(シークレット)、まさにこのデッキにうってつけでしょう。

 前回の大会でショットガン系のデッキに生存率の違いから敗れた経験を活かし、きっちりとデッキをレベルアップしてきたのが、Min.Cさんの初優勝につながったのだと思います。

 優勝、おめでとうございます!

 そして、いつもながら、参加して下さったすべての皆様、そして見学して盛り上げてくださった方々、本当にありがとうございました。

 これからもみんなでバトルブレイクを楽しんでゆきましょう!
[PR]
by Coeurlcall | 2011-07-19 21:07 | 感想や回想
<< 白虎の猛攻 大規模戦闘!エイリアンvsエンパイア >>