第四回バトルブレイク公認大会in本町プラザ

 昨日、魔王の森の第4回バトルブレイク公認大会を開催させて頂きました。
 会場をとって、広い場所を用意したせいか、それとも、魔王の森の認知度が上がったおかげか(笑)は判然としませんが、多くのお客様にご参加頂け、非常に盛況な大会とする事が出来ました。

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 終了時間の兼ね合いから、一応スイスドローの三回戦とさせて頂いたのですが、参加頂いた人数的には、四回戦にしなければならない人数であり、今後は大会開始時刻を早めた方が良いのではないかと反省した次第です。
 
 次回から2時開始の5時半終了くらいを予定してみようか。
 もっと早くした、帰りの時間を早めにしてさしあげた方が楽なのか。
 なるべく沢山の方が参加しやすいようにしてゆきたいと思っていて、悩みは尽きません(笑)。

 今回の大会では、第2弾環境下でもあり、ユニットの大型化もすすんでくる事が予想されていたので、試合時間を45分と設定させて頂きました。
 
 もう少し時間がかかるかな、とも思っていたのですが、参加してくださった皆様が、非常に手際よく、また積極的なプレイを心がけてくださったおかげで、制限時間を気にする試合はほとんどありませんでした。

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 真剣な中にも笑いがあり、和気藹々とした雰囲気でも、大会特有の一定の緊張感があるといった本当に良い大会を皆様のおかけで進行させて頂く事ができました。

 大会全体として見た時、やはりクァール勢力の強さが非常に目立つものであり、第1弾から第2弾にかけてのユニット性能が突出して使いやすい事が大きな要因ではないかと思います。

 折角なので、データ的な解釈をすると以下のようになります。

 勢力       占有比率(カッコ内は上位5名のみでの算出)
エンパイア          35%(20%)
エイリアン           57%(60%)
ガイア             50%(40%)
クァール            85%(100%)

 この手のデータは参加人数が多ければ多い程意味がある数字となるので、もっと参加人数が増えた方がより精度の高いリサーチになると思うのですが、まぁ、一応の指針くらいにはなると思います。

 占有比率は、単純に各参加者の方々のデッキの中に、それぞれの勢力がどれだけ含まれていたかで、多勢力デッキがほとんどである現状から、上記のようなパーセントになります。

 注目すべきはやはり、クァール勢力の突出した占有比率でしょう。
 参加者全体でも8割を越える使用率であり、上位5名だけで算出したなら実に100%!
 5名全員が、なんらかのクァールユニットをデッキの中に入れていた事になります。

 ちょっと面白いのは、次に多い勢力がエイリアンだったという点で、全体から上位5名に絞った場合、その占有率が上昇します。
 逆にガイアとエンパイアは占有率を下げている事から、現状の環境下では、クァール勢力の安定感と使いやすさを主戦力として、攻撃力を特化しガイアを入れたり、射程攻撃を優先してエンパイアを入れるよりも、トリッキーなボードコントロール能力をもったエイリアンを入れた方が勝ちに近づきやすかったと解釈する事が出来ると思います。

 実際、エイリアン勢力としては、ガイア勢力の「獅子王」と「ガネーシアン」の能力を兼ね備えた「カレルレン(シークレット)」があり、「ワンオブナイン」より生存率を圧倒的に高めた「アビリティDEX」が第2弾で投入された事から、一気に頭角をあらわしたのではなでしょうか。

 そして、個人的に第2弾環境下でのメタの中心と考えていた「不死フェニックス」と「甲蟲王」ですが、やはりというか、ごく当たり前のデータが以下のものです。

ユニット名         使用率      デッキ占有率
不死フェニックス    57%(80%)   7%(10%)
甲蟲王          64%(100%)  10%(16%)
 ※( )内はいずれも上位5名のみで計算した場合。

 参加者全体で見た場合の「不死フェニックス」の使用率は57%で実に半分以上の人が使用していた事を示しており、「甲蟲王」については64%にも上る上、上位5名のみで計算するなら実に100%!五人全員が使用していたという事になります。

 さらにデッキ占有率でいえば、「不死フェニックス」「甲蟲王」ともに10%程で、これは10体でデッキがつくられるバトルブレイクでは恐るべき数字です。
 さらに言えば「甲蟲王」についての上位5名のデッキ占有率は16%にものぼっていて、2体以上の「甲蟲王」がデッキに使用されていた事を示しています。

 どちらのユニットも殲滅戦、城砕戦、どちらのシーンでも活躍でき、難しい効果はなにもなく、純粋にユニット性能が高い事から、連戦が要求される大会環境下ではプレイミスを誘発させにくいという副次効果がある点も見逃せないのでしょう。

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 さて、大会の方は時間の関係からスイスドロー三回戦であった関係上、三戦目で全勝が四名という形となってしまいました。

 本来であれば、四回戦が望ましいのですが、全勝四名が全勝二名となり、その二名のオポーネントで結果が出る形となりました。

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 こうして第三戦が開始となり、その決勝卓は大きな注目のまととなる激しい戦いとなりました。

 対戦としてはざっと分けるとショットガン系対シルバーバレット系、ウィンドラッシュ系対ワイルドファング系といった形となり、どちらの対戦も決勝卓にあがってきただけあり、相手のデッキの弱点をたくみに突き、自分のデッキの有利な部分を可能な限り活かすといった非常に見ごたえのある戦いとなりました。

 Sai氏のショットガン系対Min.C氏のシルバーバレット系の戦いでは、やはり相性の問題があり、シルバーバレットの継戦能力の低さをSai氏に攻められ、特にもっとも苦手とする「不死フェニックス」2体という布陣を打ち破れず、Sai氏が勝利する形となりました。
 Min.C氏としては持久戦は間違いなく不利である事から、可能な限り素早く城砕戦にうって出て、相手を落城させたかったのですが、最後の1枚を、ついにブレイクさせてもらえませんでした。

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 もう一方ではSanPy氏のウィンドラッシュ系対TK氏のワイルドファング系の戦いでは、素早く城砕戦をしかけるSanPy氏の速攻を受けながらも、もらった城コインを潤滑剤として、TKがそれを凌ぐという展開となり、息詰まるような攻防となったのですが、もうほとんどTK氏の勝ちがきまった状態であったにもかかわらず、最後の瞬間に、それまでのプレッシャーによる疲労が出てしまったのか、TK氏のケアレスミスの一手が致命的となり、SanPy氏がTK氏の最後の城コインをブレイクしてからくも勝利を収めました。
 TK氏の最後の一手については、うった本人が直後に「あれ?」と我に返り、まわりのギャラリーも思わず「あ~」といった小さな悲鳴とともに目をそらしてしまう程の、普段であればまずしないケアレスミスであり、ユニットから手を離した瞬間のままTK氏が固まってしまう一手でした(魔王の森では公平を期する為、ユニットから手を離したあとの差し戻しは認められないとしています)。

 細心の注意を払い、SanPy氏の様々な迷彩を駆使した城砕アタックをかわしきった後であっただけに、本当に惜しいものでしたが、両者精一杯のプレイであった事は見ていても十分伝わり、キャッスルブレイクで勝敗がついた瞬間に、おもわず拍手があったほどの素晴らしい対戦でした。

 全勝はSai氏とSanPy氏となったのですが、オポーネントの差で、優勝がSai氏となりました。
 出来ればお二人の対戦を見たかったです。
 優勝したSai氏のデッキは以下の通りです。

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・不死フェニックス×2
・カレルレン(シークレット)×1
・ホシクジラ×1
・リヴァイアサン×1
・甲蟲王×2
・ウォータリアン×1
・ケルベロス×1
・フタゴトカゲ×1

 以上10体で、クァール+エイリアンのショットガンスタイルで生存率と機動力を重視している部分がまさにそれで、移動力2以上(「甲蟲王」は移動する場合にはコイン効果で進む為)を基本とし、エンパイアスタイルにおける機動力ではなく、エイリアンによるボードコントロールを選択しています。
 特にカレルレン(シークレット)の決戦能力は高く、殲滅戦時の打点の要となりますし、城砕戦において相手を押し込んだあと、最後の突破力として使用する事も出来ます。
 もちろん、城砕戦を先にいどまれた場合のフタゴトカゲやウォータリアンも抜かりなく用意され、とくにウォータリアンはトリヤマロボ対策として優秀な働きをします。
 相手の甲蟲王対策のケルベロスはしっかり入っていますし、継戦能力を考えてのホシクジラも導入されています。
 そして、現在の環境化ではほとんど鉄板ユニットともいえる「不死フェニックス」と「甲蟲王」はしっかり2体づつ用意されており、同名ユニットをデッキにいれる不利点は、プレイヤースキルによってカバーする事で、むしろ利点のみがクローズアップされるシーンが目立ちました。

 特別難しい組み合わせは入っていませんが、安定感という意味においてはもっとも優れており、プレイミスをしない事を前提とするなら、ある程度バトルダイスの出目に恵まれれば一気に上を狙えますし、そうでなかった場合でもそうそう簡単に大崩しないデッキといえるでしょう。
 それでいながら、力押し一辺倒ではないテクニカルな部分がさりげなく含まれており、非常に良く出来た構成になっているのではないかと思います。

 Saiさん優勝、おめでとうございます!

 そして、今回も非常に気持ちよい大会にしてくださった参加者のみなさまも、本当にありがとうございました。

 開始前に挨拶をし、プレイ後には「ありがとうございました」としっかりと挨拶する。
 簡単なように見えて、負けた時などはなかなかどうして難しいものです。
 また、結果発表の時にも、他の方の成功をたたえて拍手があふれるなど、いつも参加してくださったお客様のおかけで、とてもよい大会にさせて頂いております。

 こういった大会ですと、賞品目当てのみで、眉をひそめたくなる態度をとられる方の話も聞くのですが、そういった事もなく、また、「折角大会に来たのだから」と、商品を購入してくださる方も多く、非常にありがたく思いました。
 大会に参加したからといって、必ず商品を購入する必要はないのですが、例えば普段はネットや他店で購入していて、大会の時だけやってくるでは、あまりに寂しい気持ちになります。
 まぁ、お店的には、仙人ではないので、霞を食べて生きていける訳もなく(笑)、大会だけしか興味がないといわれてしまうと、店舗の大会運営は成立しません(ネットや大手物販などはそういった人件費や手間を省く事で商品価格を安くしたりしている訳ですし(苦笑))。
 よりよい大会運営は、お客様の力によってなりたっている部分が大きい点をご理解頂いているのが、本当に嬉しい限りでした(それがなければ、「公認大会の開催など出来ない」となってしまいますし、事実、そういった事情もふまえてね開催店がない地域だってあるわけです)。
 本当にありがとうございます。

 参加者の皆様、そして見学して盛り上げてくださった方々、ありがとこうございます、一日お疲れ様でした。
 今後とも、よりよい環境を目指して努力したいと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します。

 店舗へのご来店、次回大会のご参加など、心よりお待ちしております。
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by Coeurlcall | 2011-07-10 23:11 | 感想や回想
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